マーケティング・エージェンシーとは?マーケティングの仕事を代理・代行するプロ

マーケティングエージェンシーとは


マーケティングエージェンシーとは、辞書にあります通り、

http://tinyurl.com/jnx2x5s


『広告・プロモーション以外のマーケティング領域(商品開発・流通など)に関しても、得意先に参加・協力する広告会社』


で、実質、この機能を果たしているのは、電博を筆頭とする大手の広告代理店です。社内や、関連会社に、マーケティング局やリサーチ部門があります。


マーケティング部があるのは、主にメーカーですが、広告代理店の営業先は、すべての企業の宣伝担当者ですので、メーカー以外からも、マーケティングの仕事を請け負います。


マーケティングは、メーカーのみ通じるわけじゃナイんですね。


これぞ、広告会社がマーケティングエージェンシーといわれる所以です。


大手の広告代理店が、マーケティングエージェンシーの機能を果たしているにもかかわらず、外部のマーケティングエージェンシーを活用するのには、理由があります。


大手の広告代理店は、営業マンの個人商店のような感があり、社内や関連会社へ依頼できない時(案件が小さすぎる、人間関係に障壁があるetc)は、外部へ発注して課題を解決します。


外部にあたるのが、マーケティング専門の(広告会社ではない)マーケティングエージェンシーであったり、SP会社、デザイン会社、印刷会社、プランニング会社であったりします。


社内や、関連会社へ発注するにしても、費用が発生する場合がありますからね。それなら最初から外注するという流れ。


一方、スタッフ部門にしても多忙を極め、案件が集中した時などは、外部でも何でもいいから、自分の分身になってくれる人がほしい時があり、そこで外部へ仕事が流れます。


広告代理店は営業会社ですので、大手となると数百人から数千人の営業マンがおり、スタッフ部門一人あたり、何十もの案件を同時に抱え、また、営業マンとの同行もあり、持てる時間の限界を超える場合があります。


かといって、広告の仕事量には波がありますので、人を増やすわけにはいかないジレンマを解消するために、外部のマーケティングエージェンシーへ発注する仕組み。


なので、マーケティングエージェンシーを興したかったら、大手の広告代理店へ売り込むと良いですよ。


忙しい時、ある時は右腕に、ある時は身代わりになって、営業マンに同行してくれる外部スタッフを求めているはずです。


ただし、彼らは、マーケティング全般に長けたプロですから、マーケティング局やプロモーション局の皆さんと、共通言語で話せる知識や経験が必要不可欠であることは間違いありません。


そうした(マーケティングの)仕事が、上記の理由により、外部のマーケティングエージェンシーへ流れます。


ここに、マーケティング専門のエージェンシーの存在意義があったわけです(今ではどうか知りませんが)


広告代理店さん経由の仕事は、営業会社ならではの、いろいろな案件があり、「こんな仕事もあるんだ~」と驚くようなマーケティングの現場を体験できますよ。


たとえば、小泉元総理のバックに、マーケティング・エージェンシー(某PR会社)がいたのは、有名な話。


ただし、ここには書けない寝技(コネクション等)で仕事を請け負っている業者もいますので、そうカンタンに仕事が来るなんて思わないことです。


お客さんを増やすのが難しいのは、どの仕事も一緒。







もう一つは、一般企業。


マーケティング部があるのは、主にメーカーで、通常の業務は、部内で解決します。そのためのマーケティング部ですからね。


とはいえ、人間ですから、やりたくない業務もあります。販売(テストマーケティング)です。


マーケティングったって、最終的には、売れなきゃ話になりませんからね。


一口にテストマーケティングといっても、販路が固定している場合のテストは問題ありません。


定量調査も問題ありません。設計、サンプル収集、分析、調査レポートに至るまで、リサーチ会社へ任せられます。


定性調査も、既存客へ訊くぶんには、問題ありません。


問題は、未知の領域へ販売する(新事業)、あるいは、見知らぬ人から話を聞く場合です。


ぶっちゃけ、新規営業活動と同じですので、泥臭くて、大変な仕事です。


マーケティング部内のリサーチャーにしても、デザイナーにしても、R&Dにしても、これ(新規営業)が苦手。


そりゃそうですよね、営業マンじゃないんだから。


だからといって、営業部が協力してくれるケースは、なぜかしら(笑)少数。そうなると、マーケター自身で売るなり、話を訊いてくる他ありません。


何じゃかんじゃ言ったって、売るのが一番大変なんですよね、現実は。


そこで、外部のマーケティングエージェンシー(代行業)へ外注する仕組み。


なので、マーケティングエージェンシーを興したかったら、メーカーへ売り込むと良いでしょう。


ただし「売れませんでした」「聞き取れませんでした」と報告するのは、代行業(エージェンシー)として失格です(頼りにならなくて、仕事が来なくなります)ので、ご注意あれ。


実際、こなしきれない数の定性調査をためこんだ時など、儲け度外視で、外部のリサーチャーへ振りましたが、


「聞き取れませんでした。ところで、こちらが実働分の請求書です」


と、フツーに「できませんでした」という報告があり、そんな報告をクライアントへ伝えるわけにいかず、自分自身でやり直したことが何度もあります。それが現実。


そうなる(結局は自分で調べなければならなくなる)可能性は大!業者のせいにできませんので(仕事が来なくなりますので)


それ(定性調査やテストマーケティング)に自信があるなら、マーケティングエージェンシーを興すことができますよ。


見知らぬキーマンから話を聞く、あるいは、売ってくる外部の人間を、マーケティングに熱心なメーカーなら、求めているはずです。


メーカー以外の一般企業からも、マーケティングの仕事を請け負ってきましたが、特に注意しなければならないのは、リスト。


マーケティングの場数を踏んだ方なら、ご理解できると思いますが、弊社もリストはノータッチ。あとは何でもござれ(笑)でしたが。


まとめますと、広告代理店は、マーケティング部門のスタッフの身代わり。彼らと共通言語で話せる高いスキルが求められます。


一般企業は、マーケティング部門が、やりたがらない仕事。とても泥臭い現場です。


調査や販売のみならず、ノンペイドパブなんかも、新規営業と同じですからね。やっぱり、泥臭い仕事です。決してカッコいいモンじゃありません。


それらを請け負うのがマーケティングエージェンシーで、1,000件以上の現場の経験と、知識をもとに、マーケティング戦略をお伝えしているのが筆者です。

サイトマップへ(すべての記事を一覧できます)

筆者の電子書籍も読む