2つの4 (four) はマーケティングの基本!4P's(ふぉーぴー)と4C's(ふぉーしー)

マーケティング

4P's(ふぉーぴー)と4C's(ふぉーしー)
マーケティングには、
  • 売る側(企業や店舗)の視点と
  • 買う側(顧客や見込み客)の視点
の二つの側があり※(後述)
  • 前者を、マーケティングの4P(ふぉーぴー。4P's)
  • 後者を、4C(ふぉーしー。4C's) 
といい、とらえどころのないくらい幅広い商売の仕組み(=マーケティング)を、わずか4つに分類した考え方(フレームワーク)です。

マーケティングの4P(ふぉーぴー)とは
  1. 製品(Product)
  2. 価格(Price)
  3. 流通(Place)
  4. プロモーション(Promotion)
の4つの頭文字Pをつなげた分類で、エドモンド・J・マッカシー教授が唱えました。


マーケティングの4C(ふぉーしー)とは
  1. 顧客にとっての価値(Customer Value) 
  2. 顧客にとってのコスト(Cost to the Customer) 
  3. 買いやすさ(Convenience) 
  4. コミュニケーション(Communication) 
の4つの頭文字Cをつなげた分類で、ロバート・F・ローターボーン教授が唱えました。 

ラウターボーン(ローターボーン)教授は、マッカーシー教授が唱えた4P(売り視点)を、4C(買い視点)へ転換しました。

4Cが現れたため、その対極として、それまで、売り視点ではなかった4Pが、売り視点に位置するようになったのでしょう。

4P(供給側からの視点)を4C(需要側からの視点)へ転換させた発想は素晴らしいのですが、なぜかしら今でもマーケティングといえば4Pが一般的で、マーケティング戦略の代表格になっています。 

売る側(マーケティングを使う側)が、売る側の立場で考えやすいから、4P'sなんでしょうね。

以上がマーケティングの4P's(フォーピーズ)と4C's(フォーシーズ)です。

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