セールスが苦手ならば自分以外に営業してもらおう

営業戦略

セールスが苦手だったり、時間がなければ、 自分以外に営業してもらおう
営業活動には、向き不向きがあるのでしょうか?快活で、能動的で、積極的で、非日常的でなければ、または、そうなるように努力しなければ、新規の営業など無理なのでしょうか?答えは、その通り。快活で、能動的で、積極的で、非日常的でなければ、または、そうなるように努力しなければ、新規のセールス活動は無理で、成果を出すより先に、精神が参ってしまいます。ただし、

  • アポ取れ!
  • 飛び込め!

とばかりに今日・明日の契約だけを追いかける狩猟型のセールスであれば、の話。反対に、今日・明日の成約を強いずにセールスする農耕型の営業活動となると、

  • 快活でなくとも
  • 能動的でなくとも
  • 積極的でなくとも
  • 非日常的でなくとも

誰にでも新規営業できます。誰でも年賀状を出すことができるように、適性がなくても、できます。なぜなら、営業が苦手ならば、はたまた、新規開拓する時間に乏しいのであれば、

営業マン自分以外に営業してもらえばよい

のです。新規開拓する時間に乏しいのであれば、はたまた、営業が苦手ならば、自分以外に営業してもらおうというと「営業マンを増やすことかね?」と早合点される方がいるので、補足しておきましょう。

営業マン本人以外とは、人間だけを指すのではない

のです。役割を果たしてくれるのであれば、人間以外でもよいのです。具体的には、たとえば、ハガキ。「なぁーんだ、ハガキかぁ」と思った方は手を挙げて下さい。断言しましょう、手を挙げた方々は、・ハガキを送った経験が無いか・ハガキを出す目的およびハガキに何を書けば効果的か分かっていないはずです。ナゼなら、ちゃんと身代わりになるハガキを送っているトップセールスたちは、たった50円のハガキの効果効能を実感しているからです。筆者のクライアントも、大体、その効果に驚きます。新規の開拓営業といえば、真っ先に、飛び込みや、電話アポイント営業が挙げられるでしょう。ただし、何でもかんでもアポを取ればいいという話ではなく、電話アポイント営業には、方法と適性があります。ところが、現実には、方法も適性もヘチマもヘッタくれもなく、とにかくアポを取りまくる、

アポ取り電話が目的になっている

のが現実。アポ取りが目的になっていると、初会のアポイントで会ったが最後、目的が達成され、その後は二度と連絡が途絶えてしまいます。二度目のアポを取るための口実がなくて行き詰ってしまいます。初会訪問を終えた営業マンは、会社へ帰って報告しているはず。「今日のアポ先はCランクでした」と。Cランクなのはお客さんではなく、なんのためのアポイントなのか、わからずに会議している営業本人と、そう教える会社がCランクなのですよ(笑)。お客さんの時間を無駄に奪ったに過ぎません。これでは、嫌われるはずです。もしかしたら、あなたの会社も、嫌われる営業戦略を採っていませんか?

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